Platform  

On The Border

ウクライナ難民を記録した "Platform On The Border" の手製本の先行受付を開始しました。

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写真は手製本の試作品として作られた1冊目。デザインは同じままで、ハードカバー の材質が布製に変更されます。

Platform on the Border | 境界線上のプラットフォーム

 

「ウクライナの戦火から逃げてきた人たちは、感情の拠り所となるプラットフォームを失っている」。国境から約100キロほど離れたジェシュフ駅構内に設置された難民支援センターを訪れた際、そこで出会ったボランティアのディミトリがそう話してくれた。「数日間の避難と思ってポーランドに逃げてきたはずだったのに、それが1週間になり、2週間になり、もうすぐ一ヶ月が経とうとしている」。戦争は未来をより不確かなものにして、不安を支えてくれる土台をその根底から破壊している。戦火を逃れた人々は、ウクライナに残る家族・親戚・友人などの安否を心配しながら、同時に故郷に帰れるかもしれない希望、帰れないかもしれない不安、そして、自分が安全圏にいることの罪悪感など、様々な心的、物質的困難を抱える。物理的な国境を超えてもなお、精神的には向こうとこちらの間(はざま)にある境界線上の不安定な場所の上に不安定な気持ちのまま立たせられている。

 

コーディネーターのロマンと僕は、3月15日から24日までの10日間、ポーランドの首都ワルシャワからウクライナとの国境の町をはじめポーランド国内の様々な地域を訪れながら30家族、約90名の人々に出会い、撮影を行なった。国境を渡りポーランドに着いたばかりの人々。次の場所に移動するまでの経由地として数時間程度の滞在場所で束の間の休息をとる人々。欧州各地からのバスが乗り入れ、数泊までの滞在が可能な大規模難民センターで寝泊りをする親子。そして、既にアパートメントやホテルなどに短期の居住場所に住む人々。子供を学校に通わせるための登録の列に並ぶ母子。第二次世界大戦以降、ヨーロッパで最大の難民を生んだ今回の戦争。その渦中にある一人ひとりを記録した。

*内容*

Edition 50

1. Platform On The Border (境界線上のプラットフォーム)

ハードカバー(布製) / 208 ページ / 18.5cm x 26.5cm x 2.6cm

154 pictures / レーザープリント / 日本語テキスト

2. Booklet: Cats, birds and flowers with Original print

(猫と鳥と草花と- オリジナルプリント付き)

ソフトカバー / 16 ページ /  14.7cm x 21cm / 9 pictures / レーザー/ 日本語

オリジナルプリント(13cm x 10cm)

Ventnouveau(Takeo) / UVプリント

* 猫、鳥 、草花のいずれかからプリントを選べます。

3. Booklet: Homeland

(故郷)

ソフトカバー / 16 ページ / 18cm x 25.8cm / 7 pictures / レーザー

/ 日本語

*発送時期*

手製本は小原の手により一冊ずつ製作されます。2022年8月上旬以降の発送を予定しています。

*価格*

22000円 + 1000 円 (国内発送料)

*お支払い方法*

支払いは下記のPAYPAL、クレジットカード、銀行振込からお選び頂けます。

 

銀行振込にてお振込された方は、別途①氏名②送付先住所③電話番号④メールアドレス⑤振込時の口座名義を記載の上、kazuma924@gmail.comまでメールを送って下さい。

【振込先口座】

金融機関名 楽天銀行
銀行コード 0036
支店名(番号) アリア支店(225)
預金種類(科目) 普通預金
口座番号 2439253
受取人名 オバラ カズマ

Platform 

On The Border

ポーランドの首都ワルシャワからウクライナとの国境の町をはじめポーランド国内の様々な地域を訪れながら30家族、約90名の人々に出会い、撮影を行なった。国境を渡りポーランドに着いたばかりの人々。次の場所に移動するまでの経由地として数時間程度の滞在場所で束の間の休息をとる人々。欧州各地からのバスが乗り入れ、数泊までの滞在が可能な大規模難民センターで寝泊りをする親子。そして、既にアパートメントやホテルなどに短期の居住場所に住む人々。子供を学校に通わせるための登録の列に並ぶ母子。第二次世界大戦以降、ヨーロッパで最大の難民を生んだ今回の戦争。その渦中にある一人ひとりを記録した。

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写真・エッセイ オリジナルプリント付き

Cats, birds and flowers

2015年、30歳を迎えたその日、僕はウクライナのスラブティチ市で友人からソ連製の中古カメラをプレゼントしてもらった。カメラはとても気まぐれで、シャッターが半分だけ切れたり、切れなかったり。そんなカメラの性格が好きで、僕は夢中になって写真を撮った。普段は全く撮らない猫や鳥や草花も。友人と町を歩きながら、写真を撮るのが好きだった。その友達は今、戦争の最前線で戦っている。


戦前に撮られた風景写真と戦後にポーランド取材の際に書いた日記とともにまとめられた一冊。

Homeland

「私は、キエフの公園やドニプロ川が好きだった。そして、そこに住む人達も。私たちの住む街は、目の見えない人間にとって快適なインフラがあったとは言えない。でも、人々はいつだって手をかしてくれた。私は、あの町が好きだった。そこに住むウクライナの人々のことも。」

 

故郷から離れ、生まれた場所について語るポートレートとインタビューをまとめた一冊。

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