Platform On The Border | 境界線上のプラットフォーム 

​ロシア・ウクライナ戦争に関する撮影資金のサポートを募っています

 

サポート資金は渡航費、現地での滞在費、コーディネーター、通訳などの費用に充てられます。帰国後に支援額に応じたお礼を致します。​

*支援金

1口 1,000円

( 1口から100口まで末尾のプルダウンメニューからご選択下さい。Paypal、各種クレジットカード対応。口座振込先は一番下に記載) 

*お礼

1〜4口

A:『取材に関するメールマガジン(2022年6月下旬から8月の間に3回を予定)』 

5〜9口

AとB:『取材内容をまとめたオリジナルZINEのPDFデータ(8月発送予定)』

10〜14口

A、BとC:『 取材内容をまとめたオリジナルZINE1冊(9月発送予定36ページを予定)署名入り』

15〜19口

A,B,CとD:『オリジナルプリント1枚(A4変形、9月発送予定)署名入り』

20〜29口

A,B,C,DとE :『オリジナル手製写真集1冊

(サイズ未定10月以降の発送予定)署名入り』

30〜99口

A,B,C,D,EとF:『オリジナルプリント(A3変形、10月発送予定)署名入り』

100口 

A,B,C,D,E,FとG:『額付オリジナルプリント(A3変形、10月発送予定)署名入り』

 

銀行振込にてお振込希望の方は、別途①氏名②支援口数③送付先住所④メールアドレス⑤振込時の口座名義を記載の上、kazuma924@gmail.comまでメールを送って下さい。​

 

【振込先口座】

金融機関名 楽天銀行
銀行コード 0036
支店名(番号) アリア支店(225)
預金種類(科目) 普通預金
口座番号 2439253
受取人名 オバラ カズマ

2014年に大阪大空襲で被害にあった子供たちの戦後を取材し「silent histories」という本にまとめました。その取材過程で、空爆で足を失ったり、全身にやけどを負ったり、両親を失った方々に会い、そのハンデゆえに、「足手まとい」とされ、差別され、戦後の日本社会から排除され続けた人々の、現在まで続く、苦しさ、悔しさなどの痛みを知りました。それ以降、私自身の大きなテーマの一つとして、社会から見えづらい人々の長期的な戦争の影響というものを一つの軸に置き、取材を進めてきました。新型コロナウイルスのパンデミックが起きる直前まで、第二次世界大戦中に日本軍が侵攻した地域で犠牲を負った子供たちの戦後を取材していました。東南アジア、ヨーロッパ、オーストラリアを巡りながら、当時子供だった犠牲者が向き合ってきた70年間について聞いてきました。そして、どの地域においても明白だったのは、政治的に力を持たないマイノリティーの人々(当然そこに含まれる子供たちもまた)その影響を長期に渡って受け続けてきたことです。

2022年2月24日、ロシア軍のウクライナへの侵攻後、これまでの撮影でお世話にってきた私の友人の多くが避難民となり、そして、最も親しい友人の一人が兵士として最前線で戦う中、自分に何か出来ることはないだろうかと、避難民の最大受け入れ国であるポーランドへ向かいました。そこでは、様々な人の力を借りながら、100名ほどの避難民の撮影を行い、未来への不確かさの中で、感情の拠り所となる土台が失われていくこと、戦火を逃れてきた影響とその心的状況が、どのように表出していくのかという状況について、話を伺ってきました。そこでの写真とインタビューは少しずつですが、新聞や展示を通して、発表しています。

しかし、ポーランド滞在中、不本意な思いのまま撮影出来なかった人々がいました。それは、ウクライナから避難していた少数民族のロマの人々です。先にも触れたように、政治的に力を持たないマイノリティーは、戦時においてより困難に直面します。特に平時から偏見をもたれ排除されてきた人々は、非常時においては、マジョリティーの脅威と見なされるケースも出てきます。今回の戦争の被害者の中で、そのマイノリティーにあたる集団の一つがロマの人々です。ヨーロッパにおいて歴史的に迫害を受けてきたロマの人々は、戦時下においても差別に直面しています。既に人権団体や欧米メディアが伝えているように、ウクライナから国境を越えられずに国外へ避難出来ないケース、避難所で締め出されるケースなどロマに対する差別的対応が多数報告されています。日本の大手メディアの報道の中にも、ロマの存在を支援物資を狙う物乞いとして伝えている記事もあります。私の出会った避難民の中にも、ロマの人々と避難をともにする過程で、彼らがものを盗むのではないかと思い、とても怖かった、という言葉や、彼女たちは避難民ではなく、ホームレスかもしれないという声も聞きました。私のウクライナ人の友人も、積極的に関わりを持つことは避けたい様子だったこともあり(言語が通じないという理由もありました)、撮影を断念した経緯があります。

​今回、それらの状況を経て、6月中旬から2週間、ロシア・ウクライナ戦争で特にロマの避難民に関する取材を行うために渡航を予定しています。状況に応じて、ウクライナ周辺国及びウクライナへ滞在予定です。

戦争が現在進行形で続く中、幅広い視野を持ち、社会が様々な立場の人を包摂しながら、支援が行われることを心から願っています。

小原一真

関連リンク

破壊された「感情のプラットフォーム」 戦禍逃れても不安際限なく(毎日新聞 2022/5/28)

[Talk] 「難民 | ウクライナ難民危機の最前線から」小原一真 (写真家)× 仲西祐介(KYOTOGRAPHIEの共同創設者/共同ディレクター)(2022/04)

原発事故がなかったら、私たちはこの街で生まれていない
小原一真のジャーナリズムが伝えるチェルノブイリ(IMA 2019/12)

お問い合わせ

小原一真 kazuma924(at)gmail.com

277862723_670363037370398_7853814545157426198_n.jpg
03/2022 Medyka, Poland